ブログ歴5年、そこそこ収益も出している私が、2025年6月の1ヶ月間、noteに毎日2〜3記事(最低でも1記事)投稿するチャレンジをしてみました。
「noteって本当に稼げるの?」
「どんな記事が読まれて、どんな記事がスルーされるのか?」
「AIやSNSとの連携ってどう影響する?」
そんな疑問を自分の手で確かめた結果、良くも悪くもnoteというコンテンツの“実態”がくっきり見えてきました。
これからnoteを始めようとしている方、始めたばかりで方向性に悩んでいる方にこそ、ぜひ読んでほしい内容になっています。
注意※結構辛口な内容なので覚悟して読んでください。
コチラが一か月活動した私の結果です↓
ブログとの比較
簡単ですがchatGPT にブログとnoteの収益性の比較をしてもらいました
収益までの速さはnote、持続性はブログといった感じです。共通点としては「継続して記事を投稿」しないと収益が発生しないところといった感じ。
収益を得るための機能
noteで収益を出すためには三つあります
①有料記事
②チップ
③Amazonアソシエイト
公式では「有料記事」での収益を進めています
チップはその名の通り読者が任意でチップ(100円~)を送って応援する形で得られる収益です。
Amazonアソシエイトはブログでもやっているアフィリエイト購入。記事に沿った商品でないと購入してもらえないのはブログと同じなようです。
記事を購入してもらうにはそれなりの努力が必要
ブログと同じようにある程度のPV数、フォロワー、継続する努力が必要です。どれだけ魅力的な有料記事を作っても読者が「この人の書く記事は信頼性が高い」「価値ある記事を書いている」「共感できる内容」などの要素がなければ誰も買ってくれません。
私は一番最初の記事を有料(100円)で出しましたが一度も購入されませんでした。安くても得体のしれない書き手からは購入されないのがnoteです。
稼ぐためにやってきた新規をカモにしている空気
数打てば当たる、という感覚で、AIを使って大量に記事を生成する書き手が多くなっています。
その結果、オリジナリティのない文章や、見慣れた構成、虚偽っぽいプロフィール、そして有料記事ばかりを並べてくるアカウントがフォロワー一覧を埋め尽くすことも…。AIの登場で、コンテンツが一層カオスになっている印象です。
正直、noteが何も知らない新規をカモにしている雰囲気を感じることがありました。私としてはnote始めたての人ほど情報商材を買うなと声を大にして伝えたいです。
騙して稼ぐか、正々堂々稼ぐか
言い方は悪いですが、生成AIがあれば誰でも作れるような文章を高額な情報商材として売って稼ぐ方法や、LINE登録やメールアドレスの登録を促して収益を発生させる方法──今のnote界隈では、この2つが主流のように感じます。
ある人が、AIでサクッと作った中身の薄い文章を20万円で情報商材として販売。それを買った人が、劣化版を10万円で売り、さらにその購入者が5万円でまた売る……そんな流れで「ピラミッドのように稼ぐ構図」ができあがっています。たしかに、短期的にはかなり稼げるかもしれません。
でもこれは、あくまで最初に仕組みを作った発案者だけが儲かるモデルです。ジャンルを広げることができなければ、すぐに限界がやってきます。
一方で、自分が実際に経験したことをまっすぐに伝え、読者にとって価値のある記事をコツコツと積み重ねていく。
このやり方は地道ですが、純粋なファンやリピーターを増やし、自然と購入されるきっかけを生む手法でもあります。
どちらを選ぶかは自由ですが、私は後者の“正々堂々と稼ぐ道”を選びたいと思っています。
AIは必須、SNSは連携しなくていい
丸っと記事をAIに作ってもらうと読者にバレバレなので離脱率が高く最後まで読まれることが減ってしまいます。しかし「自分で作った記事の質を高めるため」にAIの力は必須です。またSNS連携で流れてきた人に記事を読んでもらうことができますが、そもそもXやインスタのフォロワーが少ないと意味がないので気にしなくていいと思います。
フォロバは義務ではない
始めた手のころはすぐフォローされてお返しにとフォロバしたがその結果、有料記事がフォロー中の記事に溢れて読みたい記事が埋もれてしまったことがありました。フォローされたらフォロバするというルールはnoteには無いし、フォローしてきた人間は十中八九自分の記事を購入してもらうためにフォローしてきた人だと思ってください。始めて間もないアカウントなのに異常にフォロワーが多い人は注意しましょう。
フォローしたいのであればその人が自分の求める記事を書いているか見極めてからにしましょう。
稼げるのはほんの一握り
noteを始めてから2週間で気づいたのですが、購入してもらうためには「信頼・価値・共感」の三拍子そろっていないとほぼ不可能。よっぽど文章構成が素晴らしかったり、導線を上手にやっているかでないと買ってもらえません。
下の表はchatGPT に「noteで年間1000万稼いでいる人がどれくらいいるか教えて」と尋ねて出力されたものです。

どうとらえるかはあなた次第
ブログの場合は以下の通り

noteで今後稼ぎたいなら最初の一か月間は自分のキャラづくり&ジャンル確定、無料記事の量産で「購入してもらう土台」を作り購入してもらうのが一番の近道だと思います。
ぶっちゃけブログとnote、どっちがいい?
収益性そのものに大きな差はなく、どちらにもメリット・デメリットがあります。「これからブログを始めたい」という人は、まずnoteで執筆や発信の感覚を掴んでからブログに挑戦するのもアリだと思います。時間に余裕があるなら、noteとブログを両方運営していくのがおすすめです。
ブログ記事をnoteに転用することもできるので、手間を省けて効率的です。
下の表はchatGPT に「noteで年間1000万稼いでいる人がどれくらいいるか教えて」と尋ねて出力されたものです。

どうとらえるかはあなた次第
ブログの場合は以下の通り

noteで今後稼ぎたいなら最初の一か月間は自分のキャラづくり&ジャンル確定、無料記事の量産で「購入してもらう土台」を作り購入してもらうのが一番の近道だと思います。
まとめ
結論として私は一銭も稼ぐことができませんでした。
noteは、同じ趣味や悩みを持つ人にとっては、素晴らしいプラットフォームです。でも一方で、欲を出しすぎると、タイトルや見出し画像の“釣り”にひかれて、内容がスカスカな有料記事を買わされるような、不純な側面もあると感じました。
だからこそ、
- 読むだけのつもりなのか
- 書き手として活動するつもりなのか
自分の立ち位置や目的を明確にしておかないと、痛い目を見ることもある
これが、1ヶ月noteを真剣にやってみた私のリアルな実感です。
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