足が大きくて体重計からはみだしてしまう、正しく測定されているか不安・・・今回はそんな不安を解消してくれる体重計「TANITA BCー768」を紹介します。
TANITA BC-768のスペック・特徴
以下が公式が発表している情報になります
基本仕様 | |||
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タイプ | 体組成計(たいそせいけい) | 測定方式 | 両足 |
測定精度 | 100g:0~100kgまで 200g:100~150kgまで | 自動測定 | 〇 |
電池種類 | 単4形アルカリ乾電池(LR03)×4本 | 電池残量警告機能 | 〇 |
測定できるのは最大150キロまで。単四アルカリ乾電池四本で動きます。電池は付属していないのであらかじめ買っておきましょう。
測定機能 | |||
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内臓脂肪 | 〇 | 筋肉量 | 〇 |
体内年齢 | 〇 | 基礎代謝量 (BMR) | 〇 |
体脂肪率 | 〇 | BMI | 〇 |
体水分率 | × | 推定骨量 | 〇 |
測定機能ですが体水分率以外はすべて測定可能です。
サイズ・重量 | |||
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サイズ | 316x27x217 mm | 重量 | 1500 g |
サイズは体重計としてはやや小さめ。しかし1.5キロという重さがあるため、乗ったときにバランスを崩すということはありませんでした。
通信機能 | |||
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スマホ連動 | 〇(アプリ) | Bluetooth対応 | 〇(アプリ) |
通信機能があり、ブルートゥースになりますがスマホ(android、iPhone)と連動し、アプリで測定情報を管理できます。レコーディングダイエットや体調管理に役立ってくれます。
数値化だけでなくグラフ化して表示してくれます。
【足のサイズ30㎝】病院の体重計と比較【ガチ検証】
病院関係者の協力のもと、精密に体重測定ができるものとBCー768を比較しました。(病院内なので病院の体重計は撮影できませんでした)
結果として1キロ程度の誤差はやはり出てしまうそうです。ただこれは精度等級をクリアしている医療用との比較なのでTANITAの推奨環境で行えば誤差は1キロ以内に収まります。
※「精度等級」とは、誤差を指定された限界内で保つための計量要件に適合する計器の等級。例【誤差0.01g以上であれば一級、誤差0.1g以上なら二級、誤差5g以上なら三級】など。
足の大きな人が体重計に乗る位置【素足で行うこと】
協力していただいた足の大きい方にBC-678に乗って測ってもらいました。BC-768の乗り方は以下の通りです
素足の状態でかかととつま先を金属の部分に当て、なおかつ床に足がつかないように測るのが正しい測定姿勢です。
足のサイズ30㎝の人が乗るとこうなります
素足で測定。やはり足が出てしまいますが、バランスを崩すことはありませんでした。
誤差は病院のものと比べて一キロ以内。
かかとはなるべく載せて金属部分に触れさせ、足の指の根元あたりを金属部分に触れるように乗りました。
何度か測りましたがこの状態が一番誤差が少ない測り方のようです。
まとめると以下の通りになります
①素足(はだし)になる
②かかととつま先を金属部分に触れさせる。つま先がはみ出るなら足の指の根元を金属部分に触れさせる
③床に足がつかないように測定
注意点としてアプリ連動時は本体がOFFの状態でなおかつ「GPS」とブルートゥースを起動しておかないと接続してくれないのであらかじめ設定しておきましょう。
ほかの体重計・体組成計もいいが値段と安全性がネック
安価で高機能な体重計、体組成計がでていますが、足の大きな方やふくよかな方が利用する場合、体重計の形によってはバランスを崩して転倒したり、機能が多すぎて使いこなせないなどデメリットもでてきます。
たとえばエレコムの体重計【HCS-WFS01WH】
可愛らしい丸い形でアプリ連動機能がついている体組成計ですが乗ろうと片足を載せたとき、本体が傾き倒れそうになりました。ただ、誤差は少ないため足の小さい方や女性向きの体組成計です。
レバーを持ち上げて測定するタイプ(両手両足測定)も登場していますが、まだまだ高価で正確性も不安定です。長所として体の部位別の筋肉量や体水分率など測定項目が多いのでアスリート向きの体組成計です。
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